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tsukimi6's blog

忘れっぽいので

和田彩花著『乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる』を手にして

ハロプロ 読書 雑記

乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる

ハロプロにはまった経緯の覚書で、次はスマイレージのことを書こうとしたのですが、そういえば3月に購入したあやちょさんの著書をまだ読んでいなかったことに気が付きました。

 

アイドルの著書というと、エッセイやらグルメ本やら小説やらと、最近では様々なジャンルの本が出版されています。この『乙女の絵画案内』は、大学で美術史を専攻しているスマイレージの「あやちょ」こと和田彩花さんが、大好きな絵画について語ったWeb連載に多数の書下ろしを加えたわかりやすい美術入門書です。

和田彩花の「乙女の絵画案内」 | PHPビジネスオンライン 衆知|PHP研究所

 

 

新書の帯が気になって

あやちょさんが美術に興味を持っているということを知ったのは、彼女がモーニング娘。'14の「はるなん」こと飯窪春菜さんと仲良しだと聞いた時でした。

その時は、特にどんな作品が好きなのとかは気にせずに、美術趣味の美少女友だち美しい!!と、その絵面だけを想像して盛り上がっただけで終わってしまいます。絵画を紹介するWeb連載をしていることも知っていましたが、それがまとめられて出版することを知ったのはYouTubeで配信されているハロー!プロジェクトのオリジナル番組「ハロ!ステ」でした。 

 


モー娘。'14&スマイレージ新曲MV初公開!、J=J池袋イベント、中島ヘアアレンジ、演劇女子部、Weekly Smile MC:宮本佳林【ハロ!ステ#60】 - YouTube

これの一番最後、 39:21~スマイレージ「ウィークリースマイル」(福岡)の中で、あやちょさんがメンバーの「めいめい」こと田村芽実さん(コーナー進行&カメラマン)とともにライブ前の物販コーナーに現れて本の宣伝をしています。

そこでまず、あやちょさんの本が新書で出版されていることにびっくり!

だって、新書ってあれでしょ?なんたらの品格やらうんちゃらの歴史やらほにゃらら論に日本人はどこから来たのかだのどこへ行くのだのさおだけ屋が潰れる潰れないみたいなタイトルが同じ形で同じデザインで本屋に並んでいて新刊の帯に大体おっさんが写ってる感じの本でしょ?

……まあそんなイメージでいっぱいだったものですから、表紙にかわいらしいアイドルの女の子が配置されている新書の装丁に驚きました。めいめいさんがついでに他のグッズの紹介もしようとしたところを「こっちの方が大切です」と有無を言わさず遮り、延々と自分の本の宣伝をするあやちょさんが言うには、かわいらしいアイドルが配置されている表紙に見えるカバーは実は帯だったようで、なんとその帯の裏にも写真が!!ぎゃあ!なんかちょう可愛くチラ見させられましたよ? か わ い い !

 

これを見て、私はこの『乙女の絵画案内』を手に入れたくなりました。
タイトルにふさわしく乙女が帯になっている新書を、自分の本棚に並べられたら、それはとても素敵なんじゃないかと思ったのです。

新書って学生時代に読んだっきりで、しかも大学図書館で借りるものだと決めつけており、たぶん今まで一冊も購入したことはありません。知識や教養を高めることを目的とした新書(そうでない物もあるけど)と呼ばれる形態の本が、表裏アイドルの帯に包まれてしかも内容もそのアイドルの手によるものだなんて、その仕様だけでときめきました。小説と絵本と児童書と画集と写真集と少女漫画で埋まった自分の本棚にこの一冊を迎え入れたくてたまらなくなります。

というわけで、増税前に慌てて購入したのでした。 

 

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「まだ持ってない人ちゃんと読んでね~」 \ ハーイ /
「はーいって言ったからちゃんと読んでね~」 

 

 

 

おしゃれインテリアに

あやちょさんが読んでね~って言ってたのに、購入した本を一回も開くことなく放置していました。だって本棚に並べたかっただけだもん。かわいくチラ見せしてた帯裏を確認して、『乙女の絵画案内』を向かい入れるために少しだけ整理した棚に並べて、それだけで満足したのです。ちなみに、栄えあるお隣さんは『聖♡ライセンス*1』になりました。『愛の戦士ヘッドロココ*2』と迷って、やっぱ聖なる乙女かなと思って聖♡ライセンスにした!(特に深い意味はありません)

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表紙と表紙っぽい帯!村上龍の紹介文が邪魔に思えるくらい帯の乙女が麗しいです。

なんだか部屋が知的でおしゃれになった気がしますね。(気のせい)

 

  

 

 

アイドルのお話は「かわいい」がいっぱい

おしゃれインテリアとして活躍していた『乙女の絵画案内』ですが、スマイレージのことを書くにあたり、手持ちの資料が少ないこともあってようやくページを開きました。どちらかというと美術館や博物館に行く方ではあるのですが、さらにどちらかというと日本画が好きなので、今回あやちょさんが紹介されている絵画のほとんどに失礼ながら興味がありませんでした。絵画自体に興味がないから、興味ない物の解説を読んでも面白くないんじゃないかな?って思っていたのですが、全然そんなことなかった~!

私は語彙が少ないので、感想は「かわいい」「かっこいい」「すごい」がローテーションでシフトを組んでいる状態が基本です。特に「かわいい」は使用頻度が高く乱用しているので、その副題にもある通り、名画の中で著者が感じた「かわいい」をもとにして絵画を紹介してくれている『乙女の絵画案内』の解説文に親近感が湧きました。あやちょさんの思う「かわいい」が堪能できて楽しいし、それによって今まで興味なかった絵画の見方も変わってきたよな気がします。そういうわけで、記念にその変化を感想としてメモ程度に書いてみようと思いました。

 

 

『乙女の絵画案内』個人的感想 

『乙女の絵画案内』は、絵画に描かれている女性(乙女)を切り口にして、あやちょさん(乙女)が絵画の見方をわかりやすく解説してくれています。つまり、《「乙女の描かれた絵画」を案内する》、《乙女による「絵画案内」》と、タイトルが両方の意味にとれるようになっているわけですな。いいねいいね、なんだかすてき! 内容は、Web連載10作品+書下ろし10作品、計20の絵画についてを描かれている女性ごとに章分けされています。太字が紹介されている作者《作品タイトル》で、その下に私の感想をちょろちょろと。

(※Web連載になっていたものにはそのリンクあり)

 

第Ⅰ章 可憐な少女

  • マネ《鉄道》
    【連載:和田彩花の「乙女の絵画案内」】 第2回/マネ『鉄道』 | PHPビジネスオンライン 衆知|PHP研究所
    Web連載の第二回目に紹介されたものがトップバッターに抜擢されています。マネが「印象派の父」と呼ばれていることぐらいは知っていました。というか、この本は副題に「名画」とある通り、作品自体を知らなくても作者の名前くらいは聞いたことがある!とか、逆に作者は知らなくてもどっかで見たことがある!っていうくらい有名な画家・有名な作品が多いのでわかりやすくて良いです。
    とにかく初っ端で「かわいい」が連呼されていたから入り込みやすかった!絵画の女の子が着ているふわふわスカートの白いワンピースと大きな青いリボンのお洋服に反応して、初めてスマイレージでふわふわスカートをはいたときの気持ちを思い出しているあやちょさんにときめきました。

  • ベラスケス《ラス・メニーナス

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    今回、この本で紹介されている絵画の中で私が一番興味を持ったのがこの《ラス・メニーナス》です。あやちょさんが解説してくれているように、この構図に隠された仕掛けが面白い!この絵の前に立つと宮廷画家に描かれている最中の国王夫妻の視点が味わえるなんて~!!
    新書の小さい写真だと細かいところがよくわからなかったのですが、ちょうどこの本を読み終わったころに入った近所の本屋に「日本&西洋絵画この一冊でまるわかり~」みたいなタイトルの雑誌を見つけて立ち読みしたらラス・メニーナスが載っていました。手前にいる賢そうなわんこをクソガキが踏んでいやがることとか、立ち読みで気づいたことも多かったです。なにより、写真が大きくてはっきりと表情が見えたことで、あやちょさんがくぎづけになったという真ん中のマルガリータ王女と、私はどこかで出会ったことがあるとハッとしました。別に王女と前世でどうだとか違う時間軸でああだとかいうわけではなく、マルガリータ王女の絵を見た覚えがあるのです。この絵画自体は『乙女の絵画案内』で初めて知ったはずなのですが……しかしこの金髪幼女、絶対に見たことがある!!
    確か何かドレスがステキな絵画がいっぱい展示されている展覧会があったはずだと、ファイリング途中のチラシ入れを漁ったら、やっぱりあった!
    ハプスブルグ展!!
    f:id:tsukimi6:20091020145101j:plain
    ベラスケス《白いドレスのマルガリータ王女》
    見たことあると思ったわ!私が金髪くるくるを忘れるわけがないのだ!金髪くるくる幼ドロシーちゃんめっちゃかわいいのだ!セラヴィー先生はライバル!もちろん黒髪ドロシーちゃんだって大好きなのだ!(※赤ずきんチャチャの話)
    一度本物を目にしてかわいいな~と思い、そのまま忘れていた絵画の事をあやちょさんのおかげで思い出すことができました。髪型は少し違うけど、ラス・メニーナスと同じドレスを着ています。このころのマルガリータ王女のお気に入りドレスだったのでしょうか?自分が観た絵画とあやちょさんが紹介してくれた絵画が繋がったことが、なんだかとても嬉しいです。ベラスケスは王女の成長を肖像画に残しているようで、他にも《青いドレスのマルガリータ王女》とか《薔薇色のドレスのマルガリータ王女》とか、着ているドレスの色で伝えられているのが可愛いなと思います。肖像画に関しては、その時代の服装や装飾品しか見ていなかったのに、この王女様のことがとても気になり始めました。マルガリータちゃんは15歳で政略結婚しており、ベラスケスが描いた王女の肖像画は今でいうお見合い写真として嫁ぎ先に贈られたものだったようです。そして若くしてお亡くなりになったそうな…。ラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌラヴェルがベラスケスが描いたマルガリータ王女の肖像画からインスピレーションを受けて作曲したと言われているらしいです。どっかで聞いたことがある曲だとおもったら、金色のコルダで柚木先輩と志水くんが演奏してたやつだわ。一枚の絵画にたくさんのエピソードがあり、そこから興味がどんどん広がっていくという楽しみ方を久々に堪能できました。ベラスケスとマルガリータ王女を中心に、もっと色々知っていきたいです。

  • ドガ《ダンス教室》
    踊り子の画家さん!エトワールのチュチュが好きです。ダンス教室の様子から、自身のダンスレッスンの話を交えて解説してくれています。

  • カサット《青いひじかけ椅子に座る少女》

 

第Ⅱ章 美しい貴婦人

 

第Ⅲ章 シンボルとしての乙女

 

第Ⅳ章 乙女の日常

 

第Ⅴ章 やまとなでしこの魅力

  • 菱川師宣《見返り美人図》
  • 黒田清輝《湖畔》
  • 小林かいち《二号街の女》
    名前はなんか聞いたことありました。「大正ロマン」大好き!女学生が修学旅行の時に買い求めたという話も納得です。ここ最近朝ドラを楽しんでいるのですが、「ごちそうさん」や現在放送中の「花子とアン」で袴姿の女学生たちがきゃっきゃしているシーン大好き!乙女たちがときめき憧れたモダンガールに、私もまたときめくのです。

 

 

最初に余計なこと書きまくって力尽きるといういつものパターンとなりました。感想を付けていないものでも、ほうほうなるほどと興味を持ったものもありますし、なるほどと思ってもやっぱり別にそんな好きじゃないや~って変わらなかったものもあります。結局のところ好みの問題だけど、あやちょさんの解説(っていってもほとんどが感想だけど)面白かったし、これから絵画を鑑賞するのに、今までとは違う視点でも見ることができそうです。

 

最近美術館巡り行けていなかったけど、『乙女の絵画案内』を手にしたことにより、久々にちょっと出かけたくなりました。

まあ、ぶっちゃけ最近美術館に行ってないのってハロプロにはまって予算をそっちに回したからなんですけどね!!

明日…っていうかもう今日か、モーニング娘。'14のコンサートに行ってきます。早く寝ないと~! 

 

あ、コンサートといえば、スマイレージさん武道館公演決定おめでとうございます!!

武道館に向けてスマイレージの公式Twitterが再開され、メンバーそれぞれ意気込みや宣伝に励んでいてとってもかわいいです。

 

あやちょさんなんか毎回ハッシュタグ失敗していて、かわいいかわいいと密かにニヤニヤしていたのに、かにょんさん(福田花音さん)がよけいなこ…親切に教えてあげたみたいで、ちょっぴり残ね…ん…… 

 

 

 

 

…仏像とかも使えるんだってぇーwww 

あ、あやちょさああああああん!!!!かわいいよー!

 

 

 

 

そしてさっそくタグ使って晒すかにょんさんwww(^.^)にやり

 

 

 

丼みたいなやつ!井とか♯じゃなくて丼!! 

はらいたいかわいいwww 

スマイレージの武道館公演成功しますように☆彡  

スマイレージ公式ウェブサイト - Smileage Official Website

 

 

 

(追記)美術館に行ったよあやちょさん! 

『上村松篁展』がとっても俺得展示だった

 

 

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*1:純粋なる乙女がユニコーンたちとの交流の中で女神様の愛を理解して聖なる乙女になる話。一見よくある逆ハー少女漫画かと思いきや、やたら哲学的なストーリーで一回読んだだけでは理解できなかった。

*2:男の子向けだった「ビックリマン」をなぜか少女漫画にしたという…。初期はまだビックリマンっぽさを保っていたが、徐々に作者の趣味が溢れて止まらなくなった。

*3:ヴィーナスの誕生

*4:市川春子最新作、『宝石の国』1巻発売記念フルアニメーションPV - YouTube

*5:「彫刻」が入ることが多いらしい